友人からイタリア製
CEBORAの半自動溶接機200Vを頂きました。
(サプライズや!)
溶接機の状態は不明で、動かないかもしれないとのこと。
古い溶接機なので、大きくて重いです。
大きさ
縦約45cm×横約30cm×高さ約40cm
重さ
推定 20㎏以上
もし動かなければスクラップ行です。
先ずは点検がてら外観をざっと掃除、特にコード関係を念入りに点検!
期待しながら単相200Vに接続(異常なし)
溶接機の本体スイッチを入れると冷却ファンが回りだしました。
ここまで特に異常なし。
ノズルの先に長く出たワイヤーをニッパで切り、母材に当てトーチのレバーを引くと「パチン」とアークが発生!
しかし、アークが続かない。(?)
トーチを母材から離してレバーを引くと、ワイヤー送りのモーター音はするもののワイヤーが出てこない(?)
半自動の溶接機などメンテしたことはなく固まる(笑)
写真の様にワイヤー、送りのローラーは錆錆です。
取りあえずネットで情報を収集してワイヤー関係の各部清掃を実施!
チップはワイヤーを入れてみたが軽く動くので大丈夫
コンジットについてはよく分からない。
ワーヤー送りのテンショナーを解放して、ペンチでワイヤーをつかみ、引っ張ると重く動かない時がある。
何度もペンチでワイヤーを引き摺りだしていると、やや軽くなり何とか出てくるようになった。
ワイヤー錆びてるし最悪かも?
エアーが有ったら中を気吹きしたいのですが、コンプレッサーが有りません(涙)
ワイヤー送りのテンショナーも締めたり、緩めたりしてみました。
コンジットを直線状にしたら何とかワイヤーが出てくるようになったので、溶接作業をしてみることに
電流値は標示がないので分からない。
トーチのレバーを引くと、パチパチとアークは出るものの玉になる。
電流が低く過ぎるか、或いは電流に対してワイヤースピードが遅すぎるという事らしいので、中途半端でなく電流を最大にする。
ワイヤー送りは速めにセット
再度、母材にワイヤーを当てトーチのレバーを引くと、アーク音に手応えが有り、しっかりビードが現れました。
しかし、コンジットを少しでも曲げるとワイヤーが出なくなる。
ワイヤーの錆びがコンジットの中で抵抗になっているのかも?
バイクのワイヤーの様に給油できないので厄介です。
ワイヤーを新品にして、コンジット内を徹底的に掃除するしかないのかな?
しかし、使っているうちに少しずつワイヤーの錆が少なくなってきているため、錆びは表面に近い部分だけかもしれない。
この状況ならワイヤー送りは改善するかもしれません。
半自動溶接は初めてであり、楽しみながら調整&整備し、練習したいと思っています。
今日も35℃越えなので、クーラーがない場所で、長袖で長時間いるのは大変、本日はここまでとします。(汗)
コメントをお書きください